少しだけ、歩く

最近、YouTubeばかり見ている薬学生。雑記。

「夕映え天使」(浅田次郎)を読んで

 ちょっと、気になる本の積読がみ目立ったので、気を入れて読んでみようと思い、まず、「夕映え天使」を読み終えました。

 

 前々回ぐらいの「特別な一日」についての記事の時にも書きましたが、記憶している限り、センター試験の国語の問題で「鉄道員(ぽっぽや)」を題材とした問題があったのは覚えています。

 

 読みたい本のジャンルは、本屋に寄った時の心境にもよりますが、このとき、九州から大阪へ一人旅していた時に寄った本屋で見つけ、心寂しさを振り払ってくれるような表紙に一目ぼれして買ったようなものでした(といっても、読んだのはついさっきですが)。

 

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 六篇の短編小説からなっていて、最後の解説まで読むと、おそらく、自分の人生と少なからず重ね合わせて書いているのかなと思いました。

 古い文体の本を読むのが苦手なんですが、気兼ねなく読めました。そうはいっても、2000年以降の話が書かれている「特別な一日」が一番読みやすかったなとは感じますが(笑)。

 

 「切符」では、内容もさながら、昭和の町の雰囲気を、平成生まれの僕も感じられ、いいなぁと思いました。

  「琥珀」では、薄々、捕まえないんだろうなとは感じていました。荒井が妻を殺した真相は分からず、そのあいまいさが、焦点を当てるべきではない生々しい部分をうまく濁しているんだろうなと思いました。

 「夕映え天使」は、純子の自殺という出来事をめぐって、全く関係のなかった関西弁の男と純子をなくした者同士のやり取りが印象に残りました。

 「丘の上の白い家」は、清田と共に自殺しようとした百合が、それ以降、どのような気持ちで生きながらえたのかなということが気になりました。といっても、あまり追及しても味気ないかなとも。

 「樹海の人」は、正直、樹海にいた,主人公の言う「将来の自分」の役割について理解しきれなかったので、気が向いたら、読みながらそれについて理解しようと思いました。

 

 こんな風に、時々、読んだ本の感想書きという、ブログの記事の量増しともいえることをやっていこうと思います。

 

 では。