少しだけ、歩く

ゆる~く、自己成長につなげたい。雑記。

長崎から、広島,大阪,京都へ初めて一人旅した話(part4)

 さて、前回からだいぶ間が空いたような気がしますが、タイトル通り、part4を書いていこうと思います。自分の過去の記事を見直すと、一日目の夜、大阪のネカフェに泊まったところで話が終わっていたので、その続きです。

 

 二日目、といっても、あまりネカフェで寝れなかったので、いつもみたいに、次の日だということはあまり感じなかったのですが(笑)、7:00に行動を開始しました。その日は雨が降っていて、いやーな気持ちになりながら、まず、大阪駅に向かいました。

 

 もともと買っていた切符は、博多ー京都の切符で、前日には新大阪まで行っていたので、正直、途中下車やらなんやらの規定が分からなかったので、普通に電車賃を払いました。っていうか、朝の通勤ラッシュも、これまた長崎では見ないような光景でしたね…。まぁ、多分、その理由は、電車間の時間が短かったことかな~と感じました。しかも、どの来る電車も、すでにほぼ満員で、どれだけ人が住んでるんだ?という、いかにも田舎に住んでる人っぽい感想を抱きました…(笑)。

 

 大阪駅から京都駅まで、確か1時間ちょっとぐらいかかって着き(正直言って、電車の中で寝てたぐらい疲れてました)、京都に着きました。京都駅の構内は、色合い的にも落ち着く感じでした。

f:id:taka199809:20170924225457j:plain

 

 とりあえず、電話で母親に京都についたことを告げ、まず、ネットで調べていた,タレーランの美星さんのパネルがあるという京都駅前にあるヨドバシカメラに行きました。もっとよく調べたらわかったかもしれませんが、僕が見たその記事は、ちょっと古い記事だったらしく、おいてありませんでした(笑)。まぁ、正直、適当な気持ちで行ったので、致し方なしっていう感じでした。

 

 その後、wi-fiがつながらないために、京都をさまよっている時間もありましたが、なんとか昼食をとろうと決めた店にたどり着きました。京都の名物であるというにしんそばを食べました。にしんとそばが合うのかな~と少しワクワクしながら食べてみると、思っていたよりも味は甘く、そばとにしんがマッチしていて、おいしかったです。

 

 午後は、タレーランのモデルとなっているというカフェに寄ってみると、いかにも京都の学生といった方々もいて、京都の大学に行くという選択肢があったならば、こういうのもよかったなぁと思いながら、コーヒー(普段は飲まないのですが、ここは、タレーランのように)を飲んでいました。

f:id:taka199809:20170924225549j:plain

 

 あと、近くにあった京都マンガミュージアムや、二条城に行ってきました。二条城は、思っていた以上に広く、日本の城について全然知らないなーという感じでした。

f:id:taka199809:20170924225636j:plain

 

 そのころには、雨も止んでいて、動きやすくはなっていました。時間帯的にも、そろそろ泊まる場所を探さないとなと思いながら、一旦京都駅へ戻って、ネットで安いビジネスホテルを探し(何でもっと早くに予約しておかなかったのかということは置いといて)、京都駅の南側から出たところにあるビジネスホテルを確保しました。確か、17時ぐらいでした。それから、夜の河原町方面に向かったのですが、今回はここまでで。では。

 

 

 

 

 

 

 

 

「正直、大したこともせず夏休みを終えてしまったなぁ・・・」と思っている君へ(大学生)

 僕の通っている大学では、あと1週間で大学の後期授業が始まります。一年なので、初めての2か月くらいの長期的な夏休みだったのですが、もし、このブログを読んでくださっている大学生の方がいたならば、どのような夏休みの生活を送ってきましたか?

 

 正直言って、僕は、一般的に言えるような楽しい大学生の夏休みを送っていたとは思いません。そのことについて、勝手ながら、僕なりの持論でも語っていこうかなぁと思います。

 

 もともとから、性格上、内気なので、一般的な楽しい大学生の夏休みとやらを楽しもうとも思わず,楽しめないという思い込みもあって、そういったことにはあまり行動を移しません。まぁ、誰しも人生の成長段階なので、これからどうなるかはわかりませんが、僕の感覚的には、あまりにも、野外でBBQやら、恋人と夏祭りやらのいわゆるリア充生活が、否応なしに、良いものだと認識されすぎなのではないかとも思います…。

 

 正直言って、僕としては、なるべく個人行動が好きだし、そんな自分を否定すべきではないと思っていますが、やはり、客観的に考えるとつまらない生活を送っているんだろうなぁと思ってしまうことも多々あります。

 

 そんな僕でも、この夏に始められたことがあります。それが、このブログと、自転車と、一人旅です。

 

 まず、ブログは、正直、見てくれる人がいるかもわからない状態から始めるので、だいぶ気楽に始められるので、ほんの軽い気持ちで始めてみるのもいいかもしれません。また、気持ちのはけ口ぐらいにはなると思います。

 

 一人旅は、計画から何やら、自分で決めればいいので、まぁ、行く直前の気持ち次第で行くのか行かないのかも自分で決められるし、それぐらいの軽い気持ちなら、少なくとも、行くべきではなかったということにはなりにくいのではないかなぁと思います。

 

 果たして、もしこのブログを読んでくれている人がいたならば、あなたがどんな人なのかはわかりませんが、もし、僕と似たような性格・思考・状況の人がいたならば、できるならそんな人のほんの少しでも支えになれるような人間になりたいなぁと、今、ブログを書きながら、とっさに思いました(笑)。

 

 まぁ、いろいろあると思いますが、後期からの講義も頑張っていきましょう!では。

今更ノーゲームノーライフゼロの映画を見てきての感想

 昨日、今更ながら、ノーゲームノーライフゼロを映画館で観てきました。どうやら、近所の映画館では昨日までだったらしく、ギリギリだったようです。

f:id:taka199809:20170923130003j:plain

 半年前にアニメ版のノーゲームノーライフは見たのですが、原作のラノベ版は読んでなかったので、映画の内容を理解できるのか少し不安でしたが、世界観さえ理解できていれば、ある程度理解できました。ですが、半年前にアニメを見た以来にノーゲームノーライフについて触れたので、登場人物の顔とある程度の性格は何となくわかるのですが、名前が出てこず、映画の中で登場した,アニメ版にも出ていたキャラが、はたしてアニメ版にも出ていたのかを初めは思い出せない始末…。

 

 話の時代設定が、空と白がいる時代の6000年前なので、それも含めて、少し別のテイストの話として、初めてノーゲームノーライフを知る人にとっても観やすい映画だと思いました。映画やアニメを見ようと思ったときに、ストーリーの途中から入るのって結構ためらわれて、それで観るのを止めてしまうことが多々あるので、そういう人にも入りやすいように心がけられている作品はいいなと思います。

 

 っていうか、ジフリールがもうその時代に生きてて驚きました。話の設定を覚えていないので、フリューゲルの寿命長すぎる…。相対的に、人間の無力さが…。話の内容的にも言えるんですけど、人間以外の生物?がチート過ぎる。かといって、他種族が傲慢すぎて、頭があまり回っていなさそうな部分があるからこそ、弱い種族の人間の勝機につながるんでしょうね。映画本編で、白の役割を果たしていると思われるシュヴィは、エクスマキナと言われる機械でできた種族で、そのシュヴィが、映画版の主人公である人間のリクと心を交していくのが印象的でしたね。

 

 全くの余談になるのですが、映画に数えるほどしか行ったことがないので、映画中にトイレに行きたくなったときってどうしたらいいんでしょうかね?特に、今回は4dxという、座席が揺れたり、水が飛んできたりするやつだったので、始めの注意に上映中は立ち上がらないようにって書いてあるし…。序盤にその波が来たので、いつ再び波が来るのか気にしながら映画を観なければなりませんでした。これからは、映画前には、なるべくトイレに行っておこうと心に誓いました(笑)。では。

ノルウェイの森(下)(村上春樹)を読んでの感想

 さて、来週から大学の後期日程の授業が始まるので、ちょっと気が重い僕ですが、今回は、村上春樹さんの小説である「ノルウェイの森(下)」の感想について書いていこうと思います。

 前回読んだのは、2年前だったかなと思います。なぜ、下巻を読んだのかというと、少し前にもノルウェイの森を読もうと思い立ったことがあって、そのときに上巻を読んでそのまま放置していたからです笑。こんなことをしていると、自分が読書好きだと公言することがちょっとためらわれて、自分って本当に本を読むことが好きなのかなぁと思ってしまいます。まぁ、最近は、本を読んでいるときに、ブログで何について書こうとか漠然に思ってしまうようになってきたので、大分重症かなと思います(笑)。

 

 あらすじとしては、主人公のワタナベは、とある東京の大学に通う大学生であり、高校生の頃、仲の良かった二人の人物、キズキと直子のうちの一人である,キズキを彼自身の自殺でなくすという経験をしている。また、大学生となった直子も、精神的な病から、京都の療養所で暮らすようになる。そんな状況にあるワタナベの大学一~二年生の間に起こる周囲との人間関係を主として進む話。

 

 登場人物の個性が個人的には好きで、例を挙げるなら、日々、スペイン語などの語学習得を日課とし、土曜日の夜には、親戚の家に泊まるという口実で、彼女のいる身で多くの女の人と体を交わすが、どんなときも冷静に物事を考える東大生の永沢、僕が考えるには,直子と対照的な人物として描かれていて、ワタナベとは大学の講義で同じ科目を受講している緑、もともとは、普通の土地で夫と子と暮らしていたが、ある出来事で精神を壊し、直子と同じように,療養所で暮らしているレイコ…。

 

 話の中で、ワタナベが療養所を訪れているときに、レイコさんがワタナベと直子の前でビートルズノルウェイの森などの曲をギターで弾く場面があるんですが、その流れに興じて、しまってあったギターを取り出し、昨日から軽く弾いてみたりしています(笑)。話の中で出てきたよしみとしてビートルズノルウェイの森について調べてみたんですが、聞いてみると思いの外気に入ったので、弾けるようにこれから頑張ってみようかな~なんて思ったりしています。

 ノルウェイの森についての他の人の感想を見ていると、性描写が多いことを不満に思っている人がいるそうですが、言葉の代わりとして心情描写(相手との心の距離)を表しているのかなぁとあんまり深く突っ込まなかったし、ひと月前に、中村文則さんの「教団X」を読んだので、ちょっとやそっとの性描写では驚きません(笑)。

 そんなこんなで、最近ブログを書くうえで目標としている1000字にも到達したことですので、ここらで終わろうと思います。では。

(長崎県)家から雲仙・島原まで、折り畳み自転車で行った話(途中輪行あり)

 今更のことですが、9月初旬に、初めて折り畳み自転車で遠出をしました。道のりとしては、長崎市の方から諫早駅まで輪行して、諫早駅から、雲仙市愛野町を少し過ぎたあたりまでの約15kmぐらいを自転車で走り、そこから、バスで雲仙の温泉街へ行き、昼食をとって、温泉につかって、島原へ向かいました。帰りは、さすがに電車を利用して帰ってきました。
 7:30、最寄駅から諫早へ向かう。平日だったので、高校生が多く、つい一年前まで電車で通学していたことを少し思い返しながら。

 諫早駅に着いて、しばらく折り畳み自転車で朝の諫早を進んでいると、なぜかいつの間にか右手を切っていたという事態に。とりあえず、セブンイレブンで絆創膏を買い(セブンイレブンに絆創膏に売っているのか心配でしたが)、応急処置をとって続行。
 しばらく、田んぼわきの歩道を走り(自転車で通ったコースは大方田んぼばかりでしたが)、改めて、長崎って田舎だなあと感じました(笑)。

f:id:taka199809:20170921151607j:plain

 自転車で走行してて、歩道が狭かったのが一番大変でした。あんまりよく分からないんですが、自転車って普通車道を走るらしいんですが、自転車に久しぶりに乗り始めた僕としては、車道はさすがに危険かなぁと思いながらも、歩道は狭いしで、結構遠回りの道を行っていたなあと。
 雲仙の温泉街までのバスの時刻表はあらかじめ調べていたので、ある程度時間を逆算しながら、きりのいいバス停まで自転車で走りました。

f:id:taka199809:20170921153820j:plain

 そこから、バスに乗って(僕が乗った時は、乗客が少なかったので、輪行は比較的しやすかったです)、11:00に温泉街に着きました。

 

 もとはというと、父親が、jrウォーキングというイベントで、雲仙に行くというのを聞いて、急きょ僕も行くことを決めたので(移動は別々でしたが)、ウォーキングをしに来ている人が多かったです。
 着いてからはまず、父親が食べると言っていた昼飯の店を探しがてら、ぐるっと見て回りました。で、ちょうどその店に入ろうとしたところ、タイミングよく向こうも店に入ろうとしていたので、結果的には昼食代を浮かせるべく笑、一緒に昼食をとりました。

f:id:taka199809:20170921153916j:plain

 その後、父親とは別れ、日帰り温泉のできる温泉に入り、午前中の汗を流して、午後の自転車での走りを始めました。
 午後は、島原までの下りをただ走るだけだと思っていましたが、調べ不足で、歩道が少なかったので、内心びくびくながら、車道を自転車で走るという暴挙に出ました笑。

f:id:taka199809:20170921154014j:plain

 想像以上に距離があって、途中で予定のコースをそれて休憩しながらも、2時間ぐらいかけて、島原に着きました。
 帰りの電車の時間を気にしながらも、島原城に上り、こういう時はもっと歴史を調べてから行こうとちょっと反省しました笑。
 帰りは、島原鉄道の電車に乗って諫早駅へ向かい、諫早駅から家の最寄りの駅へ行き、20:00ごろ、家に帰りつきました。
 もう半月以上前の話をわざわざブログにあげるのも違和感のある話ですが、書きたいと思ったときに書くぐらいがちょうどいいペースでブログを続けられるかなとも思うので、これからも、こんな感じでやっていきたいと思います。では。
 

 

長崎から、広島,大阪,京都へ初めて一人旅した話(part3)

 前回のpart2に引き続いて、広島の竹島に着いてからのことについて書こうと思います。

 広島県の、三原から竹原まで約30分、時折電車の中から曇り空の瀬戸内海を眺めながら、竹原駅に着いたのが、13:40ぐらいだったと思います。

f:id:taka199809:20170919202206j:plain

f:id:taka199809:20170919202445j:plain 初め、竹原駅に着いた時点では、失礼なことを言うと、少しさびれているように感じました。まず、観光案内所で、自転車を借りました。

 昼食をとるには少し遅い時間だな~と思いながら、一応三原駅セブンイレブンでおにぎりを買っていたので、それを食べ、竹原の建造物群保存地区へと向かいました。

 その時は、雨が降っていたので、レンタサイクルで自転車を借りていた身としては、ちょっと動きづらく、何とも言えなかったです。

 実際、たまゆらを観たのは、高1の頃なので、今から三年前のことなので、少し記憶があいまいではありましたが、他の地域とは異なる雰囲気を建物から感じることができました。

f:id:taka199809:20170919202445j:plain

 約三時間くらい周って16:00ぐらいに戻ってきて、自転車を返しながら、管理人さんと話していると、道頓堀には夜に行った方がいいと言われたので、その日のうちに道頓堀へ行く予定を急きょ立てました。

 その後、16:30ぐらいに竹原ー福山の電車に乗り、そこで乗り換え、福山ー新大阪へ向かい、19:00に新大阪に到着。さすが都会の駅といった感じで、仕事帰りのサラリーマンでごった返していて、久々に都会に来たんだなあという感じでした。f:id:taka199809:20170919202435j:plain

 新大阪ー大阪,大阪ーなんばと乗り継いで、なんば駅に着いたのが、20時手前ぐらい。それから、一旦、長崎の母親になんば駅に着いたことを告げ、googleマップと駅でもらった地図とをにらめっこしながら、やっとのことで20:30に道頓堀に着きました。f:id:taka199809:20170919202503j:plainf:id:taka199809:20170919202455j:plainf:id:taka199809:20170919202500j:plain

 両側、たこ焼き屋や串カツ屋などの食べ物屋がいっぱいでしたが、まだ未成年の一人旅かつそこまでお金はなかったので、とりあえず食べておこうと思っていた大阪のたこ焼きを食べ、グリコを確認し、ちょっとTSUTAYAによって大阪駅の方へ帰りました。

 22:00に、一応目星をつけていたネットカフェを見つけ、入りました。初めての一人旅で初めてのネットカフェというのもよく分からないものですが、何となく安そうといった感じがあったのと、ネットカフェを一回経験しておきたいと思ったからです。入口からすぐ入ったところにマンガの棚があって、少し驚きました。そこで、ちょっと気になっていた聲の形を4巻読んで、一応就寝しました(といっても、計2時間ぐらいしか眠れませんでしたが)。では、今回はここまでで。

 

 

ネカフェで「聲の形」(マンガ版)をいまさら読んでの感想

 今回は、先日、長崎から近畿地方へ一人旅したときの,一日目に泊まった大阪のネカフェで「聲の形」を読んだことの感想を書こうと思います。

 まずもって、ネットカフェに泊まること自体初めてだったので、少しワクワクしていました。ですが、一つ言えることは、僕にとって夜を過ごすことはちょっと厳しかったかなと感じました。思っていた以上に、入ってこようと思ったらすぐに人が入ってこれるような感じだったのが大きいですかね…。

 

 まぁ、そのことについては置いといて、「聲の形」を読んだ感想について書こうと思います。名前自体は聞いたことがあったのでとりあえず手に取ってみたんですが、思いの外、読むのが止まらなくなったんですが、次の日のことも考えて4巻まで読んでその時は終わって、一人旅から帰ってきてから5~7巻を読み終えました。

 話のあらすじとしては、日々の生活の退屈に打ち勝つことに奮闘していた主人公・石田 将也のクラスに、聴覚障害を持つ西宮 硝子が転校してきて、西宮の耳が聞こえないということを理由に、好奇心からいじめをする。そのいじめは、西宮の補聴器を壊すほどまでになり、卒業を待たずして、再び西宮は転校してしまうが、その後、いじめの標的は、もともと西宮に対するいじめの主犯である石田に向かい、仲の良かった友達からもハブられるようになる。それから、石田はそのことを引きずりながら、高校三年生になり、バイトに明け暮れてようやく稼いだ西宮の補聴器代を母の寝室に置き、最後に西宮に謝ってから自殺することを決意し、西宮のもとへと向かうと…。

 石田や西宮の周囲の登場人物のキャラクターも個性的で、かつ、どうしてもいびつな部分があるんですが、石田の変化によって少しずつ周囲にも変化が現れるようになり、最終的には、一応仲を取り戻すことができたと言えるぐらいには回復しましたね。

 何とも言えないのは、初めに西宮をいじめたのは石田であり、作中にも、西宮の母親の厳しい(当たり前だが)言葉もあるように、結局、西宮のどうしようもなかった小学校時代は返ってこないのであり、その代償を本人が埋めるなんてことはおそらく無理でしょう。しかし、今の西宮をしっかり見て石田なりの行動をしていたことに、西宮の母親も納得してくれはしたのはよかったと思いました(実際、そうそううまくいくとは思いませんが)。

 あと、読んでて思ったのは、僕が見ていた限り、川井の顔から✖が外れたのを強調して書かれていたシーンがなかったように感じたんですが、まぁ、川井は根っこからああいう性格だから、大きな変化は望めなかったのかもしれませんね。

  

 おそらく、書かれていない,小学校時代の男友達との仲も回復できていればいいなぁと思いました。では。