少しだけ、歩く

ゆる~く、自己成長につなげたい。雑記。

ノルウェイの森(下)(村上春樹)を読んでの感想

 さて、来週から大学の後期日程の授業が始まるので、ちょっと気が重い僕ですが、今回は、村上春樹さんの小説である「ノルウェイの森(下)」の感想について書いていこうと思います。

 前回読んだのは、2年前だったかなと思います。なぜ、下巻を読んだのかというと、少し前にもノルウェイの森を読もうと思い立ったことがあって、そのときに上巻を読んでそのまま放置していたからです笑。こんなことをしていると、自分が読書好きだと公言することがちょっとためらわれて、自分って本当に本を読むことが好きなのかなぁと思ってしまいます。まぁ、最近は、本を読んでいるときに、ブログで何について書こうとか漠然に思ってしまうようになってきたので、大分重症かなと思います(笑)。

 

 あらすじとしては、主人公のワタナベは、とある東京の大学に通う大学生であり、高校生の頃、仲の良かった二人の人物、キズキと直子のうちの一人である,キズキを彼自身の自殺でなくすという経験をしている。また、大学生となった直子も、精神的な病から、京都の療養所で暮らすようになる。そんな状況にあるワタナベの大学一~二年生の間に起こる周囲との人間関係を主として進む話。

 

 登場人物の個性が個人的には好きで、例を挙げるなら、日々、スペイン語などの語学習得を日課とし、土曜日の夜には、親戚の家に泊まるという口実で、彼女のいる身で多くの女の人と体を交わすが、どんなときも冷静に物事を考える東大生の永沢、僕が考えるには,直子と対照的な人物として描かれていて、ワタナベとは大学の講義で同じ科目を受講している緑、もともとは、普通の土地で夫と子と暮らしていたが、ある出来事で精神を壊し、直子と同じように,療養所で暮らしているレイコ…。

 

 話の中で、ワタナベが療養所を訪れているときに、レイコさんがワタナベと直子の前でビートルズノルウェイの森などの曲をギターで弾く場面があるんですが、その流れに興じて、しまってあったギターを取り出し、昨日から軽く弾いてみたりしています(笑)。話の中で出てきたよしみとしてビートルズノルウェイの森について調べてみたんですが、聞いてみると思いの外気に入ったので、弾けるようにこれから頑張ってみようかな~なんて思ったりしています。

 ノルウェイの森についての他の人の感想を見ていると、性描写が多いことを不満に思っている人がいるそうですが、言葉の代わりとして心情描写(相手との心の距離)を表しているのかなぁとあんまり深く突っ込まなかったし、ひと月前に、中村文則さんの「教団X」を読んだので、ちょっとやそっとの性描写では驚きません(笑)。

 そんなこんなで、最近ブログを書くうえで目標としている1000字にも到達したことですので、ここらで終わろうと思います。では。