長期的な目で見れば、何事もちっぽけ
軽く行き詰ったり、思考が凝り固まったりしたときに、とてつもなく長期的に生命というものを考えると、より効率よくものを考えられる気がするんです。
例えば、狩猟で生活することだけが、生物としての営みだったような頃と、現代を生きる自分との状況を比較してみれば、どれだけ自由に行動できる世界に生まれたかを何となく実感できるし、行動の足かせが取れる気がするんです。
日々の生活で、自分の周囲だけを見つめていると、気づかないうちに視野が狭くなり、「当たり前」という壁に挟まれてしまいます。
そんな時、例えば、自分の生活に全く関係のない内容の本を読んだり、上で言ったように、個人の生命に対する負荷を実感できれば、より、日々の時間を,効率の良い自己投資に使うことができ、そこに、「当たり前」という幻想は存在しないことに気づくでしょう。
なので、行き詰った時には、自分以外のものに目を向けましょう。自分の心にあるおもりの正体が小石であることに気づくはず…。
精神が緊張状態だと、普段の自分の力の5割もでないと、個人的に思います。
部活の試合などで、いつも、緊張に押しつぶされていたころを思い出します。
また、自分にばかり目を向けていても、成長スピードは遅いままです。
これから一切、外と関わらないという場合以外は、他者と関わることで、良くも悪くも、自分と比較してしまうと思うんです。
ただ他者という鏡を通して自分を見つめるのではなくて、他者の心の中に、自分という粘土に合う素材を見つけ、自分に付け足すんです。
その連続によって、「自分」という人間は形成されていきます。
疲れた時は、上で言ったようなことを実行して、ひたすら、ぼーっとしましょう。
きっと、何事もちっぽけ…
では。