少しだけ、歩く

ゆる~く、自己成長につなげたい。雑記。

「深夜特急」(沢木耕太郎)の1巻を読んだ

 

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 こんにちは。

 

 今日は、深夜特急の1巻を読みました。

 

 この本(文庫本)は、平成6年3月に発行となっているので、僕が生まれる前の本ですね。

 

 この作品自体は、1986年から新潮社から刊行され始めたようです。

 

 

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

 

 

 

 

 簡単なあらすじ

 

 インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗り合いバスで行くーーー。ある日そう思い立った26歳の<私>は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小(タイスウ)」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪が、今始まった。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ!

(本紙裏表紙参照)

 

感想

 

 いわゆる紀行小説といわれる部類らしいのですが、計画立ててデリーからロンドンまで行こうとしているわけではなく、途中、気に入った場所にはずぶずぶにはまっていく様子が、いかにも放浪の旅でいいなと。

 

 

 主人公は、トラベラーズチェックと現金の合わせて千九百ドルを持って、ロンドンへと向かう旅に出るんですが、その時代のドルと円の関係はよく分かりませんが、かなり少なくない?と思ってました。

 

 

 一番読んでで面白かったのは、澳門でのカジノの話ですかね。いわゆるバクチですが、パチンコもマージャンもしない,健全な?大学生としては、いい意味で非日常感を読んでて味わえてよかったです。

 

 

 作中で、ディーラーたちのインチキと主人公の読み合い(あくまで、主人公が踊らされているだけ)が書かれていて、なんとなく、カジノってこんな感じなのかなというのを知れて、面白かったです。

 

 

 また、香港の廟街で、主人公がぶらぶら歩くシーンもよかったですね。主人公の,いかにも非日常をむさぼり味わっている感じが伝わってきます。

 

 

 また、時折、その土地に住む人々の生活も垣間見え、日常と非日常の間をぶらぶらさまよっているような感覚になりました。

 

 

 香港に行ってみたいとは思っていたので、より行ってみたいなという気持ちになりました。

 

終わりに

 

 日本という,そこらを歩けば、皆同じような人たちが暮らしている国から一歩外に出ると、言葉も文化も違う人たちがたくさんいるというのをあまり実感したことがないので、面白いなという気持ち半分、大学生の間に香港に行ってみたいなと思いました。

 

 

 また、春休みのうちに、日本のどこかをぶらぶらする旅に出ようかなという気持ちを改めて感じたので、自動車学校が終わったら出発できるよう、少なからず予定を立てておこうと思いました。お金もかかるからね!

 

 

 では。