少しだけ、歩く

ゆる~く、自己成長につなげたい。雑記。

「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」12巻を読んだ

  こんばんは。

 

 「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」,通称「俺ガイル」の最新刊(2018年2/07現在)である12巻を読みました。

 

  いわゆるラノベなんですが、個人的には、読んでも損じゃない本だと思います。僕自身は、アニメから入りましたけどね。

 

 自分がひねくれた人間だ(もしくは、ひねくれていると思い込んでいる)という方にとてもおすすめです!

 

 簡単なあらすじ

  バレンタインデーのイベント、水族館での雪の日を経て、自分たちが踏み出すべき一歩を定める八幡たち。そんな奉仕部に、ある大きな依頼が持ち込まれる。その依頼に対して、雪乃が決意と共に出した答えとは……。---たとえ、その選択を悔いるとしてもーーー。時間の流れがいつか自分たちを大人にするのかもしれない、出会いと別れを繰り返して人は成長するのかもしれない。でも、いつだって目の前には「今」しかなくてーーー。それぞれの想いを胸に抱えながら、八幡、雪乃、結衣が選ぶ「答え」とは。新たなる青春群像小説、物語は最終章へ。(本紙裏表紙参照)

感想

 正直、俺ガイルガチ勢の方々からすればにわかなんで、びっくりするかもしれませんが、12巻を読むまで、八幡たちはもう高3になってると勝手に思い込んでました(笑)。

 どうも、記憶力の低下を感じざるを得ないな。

 

 記憶が飛んでるので、初めの方のシリアスなシーンがあまり理解できた気がしませんが、読んでるうちに、雪ノ下の家庭や陽乃さんと,雪ノ下の状況を少し理解。

 

 雪ノ下が自分自身で決断できるのか?って話でOKですかね?適当でごめんなさい。

 

 それはそうと、八幡の妹である,小町の高校受験。八幡と同じ高校を受けるようで、点数も、500点満点で400点は必要とのこと。

 だいぶ優秀な高校だったんですね。戸部だったり、ガハマさんだったり、勉強が苦手そうなキャラが多いせいで、感覚が狂う。

 

 結果、うまくいって良かったです。これで落ちてたら、こっちのメンタルまでえぐられそう。

 

 そして、一色からの奉仕部への仕事依頼。正直、「プロム」のこと自体知らないし、全く興味がないので、それについては適当に読みましたが、雪ノ下が自分の力で「プロム」を成功させるそう。

 

 確か、文化祭の時に、仕事を抱え込みすぎてうまくいかなかったんですが、今回は、その心配はなさそう…、と思っていたところ、雪ノ下マザーの登場。

 

 高校二年生の時点で、これほどリーダーシップが取れる人間もそうそういないと思うんですが、確かに、「プロム」自体のイメージって、学校行事にうまく合わなそうではある。まぁ、プロムクイーンになりたいなんて言った一色のせいだと思うんですがね。運悪く、土俵を間違えてしまった感。

 

 また、陽乃さんから言われた、八幡たち三人の関係が「共依存」であるという言葉。

 

 なるほど。依存する側だけじゃなく、依存される側の問題でもあるのね。

 

 相手に依存することによって、自らのアイデンティティを高めていたという状況。

 

 普通なら、深く考えないようなことかもしれないが、とりわけ、人との距離に敏感であった八幡には、重く響く言葉なのだろう。

 

 正直、言葉面では何となく理解しているつもりですが、あんまりわかってないかも。

 

 終わりに

  14巻で終わりらしいので、あと2巻で終わりのようですが、このペースだと、高3とかもっと先の話は深くはしないようですね。まぁ、その方が終わり方的にもいいけど。

 

 読み始めたころは、僕も高2だったんですが、何となく、少し年を取ったな…という感じがします。

 

 時間があれば、もう一度読み直して、しっかり楽しめたらなと思います。

 

 では。