少しだけ、歩く

ゆる~く、自己成長につなげたい。雑記。

藤井聡太四段の強さについて,改めて知る 「中学生棋士」(谷川浩司)

 

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 昨年のユーキャン新語・流行語大賞の特別賞に、藤井四段の「29連勝」という言葉が選ばれた。この連勝記録は、30年ぶりの更新だそう。また、それをプロ入り直後からの連勝ということも、藤井四段の棋力を表しているのではないでしょうか。

 

 僕自身,将棋は少しかじった程度なので、ニコニコ動画の生放送を見て応援していた時も、正直、どちらが優勢かということはよく分からなかったんですが、中学生という身で、このような華々しい活躍を見せることの凄さは伝わってきます。

 

 今回は、そのような強さを中学生にして得ている藤井四段のことについて、より深く知るべく、「中学生棋士」(谷川浩司)を読みました。

 

中学生棋士 (角川新書)

中学生棋士 (角川新書)

 

 

 もし、この記事を、将棋について造詣の深い方が読んでくださっているなら、将棋初心者の戯言とでも思って読んでください。

 

 まず、この本の著者である谷川浩司永世名人も、中学生で四段へ昇級した,いわゆる中学生棋士の方で、他に中学生でプロ棋士になったのは、加藤一二三九段,羽生善治三冠,渡辺明竜王藤井聡太四段の計5人だそうです。

 藤井四段の30連勝を阻止した,佐々木勇気六段は、中学生棋士に続いて、6番目のプロ棋士入りだそうです。

 

 この本を読んで、まず思ったのは、「才能」とは何か?ということです。この言葉は、本文中にもたびたび登場しますが、藤井君が、5歳で将棋を始め、テレビゲームなどの類には興味を示さず、ひたすら将棋に打ち込んでいたということを知り、また、本文中の羽生さんの「才能」についての考えの通り,興味のある物事に対して、限りない熱量で努力できることが「才能」なのではないかなと、読みながら思いました。

 

 まだ、人生経験の浅い僕には、断言はできませんが、努力できるということ自体,やはり才能なんだろうと思います。

 

 19歳である僕が、これから何ができるのか、これから、どのように自分に対して努力していくのかについて、考える機会になると思います。

 

 また、これまでの中学生棋士の活躍を知ることで、これからの藤井君の活躍について、期待が膨らみました。

 

 聡明な藤井君であれば、問題ないと思いますが、一歩ずつ、自分を見失わずに、階段を上って行ってほしいものです。

 

 数えてみると、4歳差なので、勝手ながら、これからの藤井君の成長に押されながら、僕も成長していきたいと思いました。

 

 また、これをきっかけに、久しぶりに将棋を始めようかなと思います。

 

 では。