少しだけ、歩く

ゆる~く、自己成長につなげたい。雑記。

今さら、「君の膵臓をたべたい」(住野よる)を読んだ

 一昨日ぐらいに、後期にとるべき授業がとれてなかったという意味が分からない状況に陥ってしまいました。まぁ、専門科目はさすがにそんなことはありませんが、教養科目でやらかしましたね…。切り替えていきたいです。

 

 さて、今回は、今更ながら、「君の膵臓をたべたい」(住野よるを読んだので、感想書きとします。

 

 映画化もされているようで、よく名前を聞く本だったのですが、今年の4月ごろに文庫化していたようです。たまたま、この本を読んでいた同じ学科の子がいたので、借りて読みました。

 

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 まず、名前が印象的ですよね。「君の膵臓をたべたい」。一瞬、ホラー系なのかなとも思ったりして。ただ、表紙とあらすじを見た感じ、膵臓の病気にかかった女の子の病院での闘病を、男の子が見守るような話の類かな~と思っていたら、いい意味で裏切られましたね。

 

 あらすじ(ネタバレかも)

 友人や恋人などの関わり合いを必要とせず、人間関係を自己完結している主人公の僕。彼が、たまたま、病院の椅子においてある一冊の本,「共病文庫」を見つけたことによって、「僕」とは正反対の,元気いっぱいでクラスの人気者である山内桜良が膵臓の病気であることを知ると同時に、これまで関わることのなかった二人が奇妙な関係を築きながら、互いに自分の欠けている部分を持っているそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。

 

 主人公の「僕」の成長が著しくて、良き。二人とも、反対方向に偏っているからこそ、自分の悪いところがわかると同時に、そんな存在である相手に引き付けられるのかもしれませんね。もう本を返してしまったので、詳しくは言えませんが、「僕」が、人とのかかわりについての意味を理解するシーンは、よかったです。

 

 また、「君の膵臓をたべたい」というタイトルも、読み終わった今となっては、思っていたよりも深い意味が込められていたことが理解できました。気になった方は、近くの本屋へGO!

 

 また、ネタバレすぎるので、詳しくは言いませんが、桜良がまさかの終わりを迎えて、えっ、と驚いたと同時に、大事な教訓を教えてもらったような気がします。

 

 と、まぁ、こんな感じですかね。映画版のオフィシャルサイトを見ると、主人公たちの将来の話もあるようなので、機会があれば、近々見てみたいと思います。

 

 では。