少しだけ、歩く

読んだ本の感想など、日ごろ感じるちょっとしたことを書いてみようと思います。

「夜は短し歩けよ乙女」を再読してみた。。。(第二章感想)

 今日は、昨日と同様、「夜は短し歩けよ乙女」の再読として、第二章「深海魚たち」の感想を書こうと思います。

 舞台は、下賀茂納涼古本まつりと呼ばれる古本市で、前章同様、”彼女”を追い求めて、無理やり古本市に来ることとなった”先輩”と、そんな”先輩”の努力をつゆも知らず、古本市という世界に足を踏み入れていく”彼女”の、オモチロオカシイ話です。(オモチロオカシイという表現は、この本の中にある表現の受け入りです。)彼ら二人の,古本市にある古本に対する表現が面白く、あまり本を読まない人でも、こんな雰囲気を味わってみたいなぁと思わせるようでした。

 ふと気づくと、樋口さんを仲介して、”先輩”に、”彼女”の口癖である,「なむなむ」が移っていたことに、再読で気づき、”先輩”の,傍から見てどうしようもないような努力がこんな形で報われてきているのかなと思いました。

 僕自身,本を読むときは、通学から近い場所にある宮脇書店や、図書館で借りたりしていますが、こんな風に、古本市に行って、自分の気に入った本を探したいなぁと。

 章の終盤では、”先輩”,樋口さんらが、火鍋をつつき合い、最後まで耐えきった人がほしい本を得ることができるという争いに参加しますが(”先輩”の望む本は、”彼女”の欲しがっている絵本)、この火鍋の辛さは、周囲の半径2kmの辛さを集めたようらしく、僕だったら、興味本位で汁だけいただいて帰ります(笑)。しかし、そんなときでも、”彼女”に対して頑張れる”先輩”の執念深さに、そろそろ、応援の声が増えていくことでしょう。

 なんだかんだ言って、”先輩”の努力の10%ぐらいは報われているのかなぁと思いつつ、次の章を読もうと思います。「なむなむ!」